市場で取引されるゴルフ会員権は、株式のように時価で売買されます。ゴルフ会員権の買い方は、会員権取扱業者やゴルフ会員権を取り扱っている代理店へ依頼するのが一般的です。指定のコースが決まったら代理店へ申込みをすることで、代理店が市場より買い取り、それを注文者へ売却するという流れです。この時必要となる費用は、一般的に会員権価格に加え、売買手数料及び会員権の月割分の年会費となります。
また、後日コースに名義変更料を支払う必要があるので覚えておきましょう。無事に取引が完了したら、続いてコースでの名義変更が必要です。名義変更をするためには、ゴルフ場の入会審査をクリアする必要があります。多くの場合、理事またはゴルフ倶楽部の支配人の面接を受けることになります。
面接で聞かれるのは、年齢や国籍、紹介者、他クラブ会員権を所持しているかどうかなどです。コースによって入会条件があったり、面接時に推薦人や保証人の同伴が必要なケースもあるため事前に代理店などに確認しておくと安心です。審査は約1ヵ月ほどで完了します。これを突破できれば、クラブメンバーとしてプレイが可能となります。
また、代理店などを通さずゴルフクラブと直接取引するという買い方もあります。この買い方をすれば代理店などに支払う手数料などはかかりませんが、その一方で複雑な手続きを伴うので手間がかかるというデメリットもあります。大きい額を扱うのが心配な人や、価格交渉や面倒な手続きが苦手だという人は代理店や会員権取扱業者に依頼する方がよいでしょう。
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